年長児親子ふくべ登山に行ってきました。ふくべ山をガイドしてくださるのは、「ふくちゃん」と「えいろくさん」ご夫婦のお二人で長くお世話になっています。Aくんは「えいろくさん」の班で行動したのですが、山から下りた後も「えいろくさん」「えいろくさん」とニコニコ顔で連呼が止まりません。「えいろくさん」も「こんなふうに名前を覚えてくれて、何度もよんでもらえるなんて初めて。」と言えば「ふくちゃん」も「わたしも、こんな光景は初めてだよ。」と二人で顔見合わせて笑っています。Aくんは、この山登りの中で「光る草」や「おもしろい石、隕石かも」等、発見を繰り返しました。その度に「えいろくさん」は、「すごいね。表と裏とどっちが光ってるの？みんなAくんが見つけた光る草を見て、見て」とか「形もおもしろいね。隕石だったらすごいね。」など、まるごと受け止めて一緒に喜び合っているのです。この光景を見ながら「子どもは自分を認めてくれる大人との出会いを待っているんだな。」とつくづく教えられました。子ども１２人が登頂したふくべ山は美濃市で一番高い標高１１６３メートルの山です。
